1970年生まれ「世界ベスト11」 “玄人好みの名手”集結、組織力が武器の実力派集団

(左から)カフー、シアラー、シメオネ、コクー【写真:Getty Images】
(左から)カフー、シアラー、シメオネ、コクー【写真:Getty Images】

【世界年代別ベストイレブン|1970年生まれ編】前線に得点源のシアラー、中盤には闘将と稀代のマルチロールが並ぶ

 才能豊かな選手を多数輩出した「黄金世代」は世界各地に存在し、伝説のチームとして一時代を築いてきたが、果たして史上最強の「生まれ年」はいつなのか。きら星の如く存在する各国スター選手を生まれ年ごとに分けて、世界の「年代別ベストイレブン」を編成。今回は1970年生まれを特集する。

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 この年は他の年代と比較すると世界的ビッグネームの数は少ないものの、ベストイレブンにはそれぞれのチームで一時代を築いた名選手たちが揃った。なお、この年代には、セカンドチームのFWに入っている元カメルーン代表FWパトリック・エムボマをはじめ、Jリーグでプレーした選手たちも少なくない。

 FWでは、今年4月にプレミアリーグの初代殿堂入りを果たした元イングランド代表FWアラン・シアラーの選出は文句なしだろう。ニューカッスルで活躍したイングランド人ストライカーは、リーグ歴代最多260ゴールを記録してファンを沸かせた。このシアラーと2トップを組むのは、元クロアチア代表FWアラン・ボクシッチだ。ストライカーに求められる能力を高いレベルで兼ね備え、ラツィオ、ユベントスと当時の世界最高峰リーグだったセリエAで活躍した。自らゴールを奪うことはもちろん、周囲を使う術にも長けていたため、シアラーの得点力を引き出してくれるはずだ。

 中盤では、レアル・マドリードとバルセロナでプレーした元スペイン代表MFルイス・エンリケが入る。現在のスペイン代表監督は、現役時代から闘志あふれるプレーでチームをけん引。また、ルイス・エンリケとバルセロナでもともにプレーしたMFフィリップ・コクーも外せないだろう。中盤のすべてのポジションをハイレベルにこなし、センターバックやFWでもプレーするマルチロールは、本人が最も好んでいた左サイドハーフに置く。

 そして好選手が多い守備的MFには、フランス代表として母国開催の1998年W杯優勝を経験し、アーセナルやチェルシーでも活躍したレフティーのMFエマニュエル・プティを左に置く。右には今シーズンのリーガ・エスパニョーラでアトレティコ・マドリードを優勝に導いた闘将、元アルゼンチン代表MFディエゴ・シメオネを入れる。アルゼンチン代表のキャップ数は106を数えるシメオネは、選手としてもアトレティコでリーガ優勝を経験。ラツィオ時代には、セリエAの優勝も果たしている。98年W杯では、ハードワークで元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムを苛立たせ、報復行為に出た“貴公子”が退場となったことでも人々の記憶に残っているはずだ。

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