「裏切りの移籍」の”前科者”セスクに、衝撃のレアル移籍の可能性が急浮上!

実現すれば大きな波紋を広げるのは必至か

 2002年11月、レアルの一員として初めてカンプ・ノウでのクラシコに臨んだフィーゴ氏は、ボールに触るたびにブーイングを浴び、CKを蹴るためにボールに近づいたところでは焼かれた豚の頭や、100億ペセタのニセ札が投げ入れられた。

 セスクの場合は一度チェルシーというクッションを挟んでいるものの、バルサのカンテラ出身者であり、出戻りした挙句の宿敵への移籍となる。すでにアーセナルでは、「ロンドンダービー」を戦う宿敵であり、恩師アーセン・ベンゲル監督の天敵ジョゼ・モウリーニョ前監督の下に寝返ったという前科を持っている。今度はバルセロナの永遠の宿敵であるレアル移籍を果たすとなれば、セスクはフットボール史上最高の「裏切り者」として、その名を残すことになりそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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