南野拓実、痛恨の決定機逸も…英メディアは及第点評価 「彼の中ではベターな試合」
ウェストハム戦で2試合ぶりの先発出場、前半11分に決定機を決められず
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は、現地時間23日に行われたプレミアリーグ最終節の敵地ウェストハム戦で2試合ぶりに先発出場するも、無得点のまま後半17分で途中交代した。今季最終戦のパフォーマンスについて、現地メディアは「彼の中ではベターな試合だった」と及第点の評価だった。
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南野は先発出場した直近の2試合はサイドハーフとしての起用だったが、この日はイングランド代表FWダニー・イングスとともに2トップの一角に入った。前半11分にはカウンターからイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズのスルーパスを受け、GKとの1対1になる決定機を迎えた。しかし、左足で放った浮き球のシュートはゴールのわずかに右へ外れ、先制のチャンスを逃した。
南野はその後も前線でボールを呼び込む動きを繰り返したが、この試合最初のビッグチャンス以外にはインパクトを残せず。チームとしてもデイビッド・モイーズ監督の下で躍進するウェストハムに地力の差を見せつけられ、0-3で完敗。サウサンプトンは勝ち点43の15位でのフィニッシュとなった。
英地元メディア「Hampshire Live」の選手採点で、南野には10点満点の6点がつけられた。出場した直近2試合はいずれもチーム最低点がつけられていたが、この試合でのパフォーマンスは及第点と言える評価になった。
「リバプールからのローン移籍選手は序盤にリードを奪う絶好のチャンスを迎えたが、浮き球の繊細なシュートはファーポストへ外れた。今日は彼の中ではベターな試合の一つだった」
チームとしては右サイドバックで先発したDFカイル・ウォーカー=ピータースと、南野に代わって途中出場したFWネイサン・テラが8点でチームトップタイ。MFオリオル・ロメウが7点で続き、南野ら4選手がその下の6点だった。2トップの一角だったイングスとセンターバックのDFヤニク・ヴェスターゴーア、GKアレックス・マッカーシーの3人がワーストタイの4点だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)