ユベントスの“CL男”が来季レスター岡崎の新ライバルに!? レアルの非情な転売の放出先候補に浮上

レアルが39億円で買い戻し濃厚のモラタ 来季移籍先にレスターなど複数クラブが名乗り

 オプション付きの移籍契約に翻弄されているスペイン人ストライカーが、レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司の強力ライバルとして加入する可能性が浮上している。スペイン紙「AS」やイタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が、ユベントスのスペイン代表FWアルバロ・モラタの来季新天地として、レスターなど多くのクラブが候補に浮上していると報じている。

 モラタは、2014-15シーズンにレアル・マドリードからユベントスに2000万ユーロ(約26億円)の移籍金で加入し、2シーズンが終わろうとしている。リーグ戦では昨季にカルロス・テベス、今季はパウロ・ディバラというアルゼンチン人ストライカーが軸になり、絶対的な存在とまでは言い切れなかったが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台では年度を挟んで5試合連続ゴールを挙げる活躍も見せた。

 しかし、まだ23歳の若さであるモラタを格安とも言える金額でユベントスが獲得できたのは、移籍契約の際に設定されたオプションにあった。それは、最初の3シーズンの間はレアルが3000万ユーロ(約39億円)を支払うことで買い戻しが可能だというもの。今季終了後に、レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はこのオプションを行使し、ユベントスから若きスペイン人ストライカーを手元に戻すことが既定路線だとされている。

 ところが、モラタの受難はこの先にあるという。ペレス会長はモラタをレアルでレギュラーを獲るには至らないが、3000万ユーロを超える金額で売却できる選手として判断。即売却するための買い戻しオプションの行使だという。

 

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