鍵は”契約期間の短縮”と”補強” 神童ムバッペ、PSGとの契約延長オファーに条件提示
PSGは24-25シーズン終了までの契約延長を望むも、ムバッペは23年までの短縮を画策か
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが注目される契約延長について、クラブに二つの条件を提示したとフランス紙「ル・パリジャン」が報じた。22歳のストライカーはクラブのオファーよりも短い契約年数と、戦力の補強を求めているという。
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ムバッペはPSGと2022年6月末までの契約を結んでいる。レアル・マドリードやリバプールからの関心が伝えられるなかで、PSGもエースを引き留めようと契約延長交渉を行っているようだが、いまだ合意には至っていない。
PSGは先日契約延長を完了させたブラジル代表FWネイマールと同様に、2024-25シーズン終了までの3年契約延長をムバッペにオファーしているという。この条件においては、ムバッペが希望すれば、2024年に移籍可能な条項が含まれるという。
しかし、これがムバッペの思惑とは異なる条件となっているようだ。報じられているところによれば、ムバッペはある二つの条件をクラブに要求しているという。
その一つが、契約をPSGのオファーよりも2年短い2023年までとすること。ムバッペは2022年夏の退団を考えており、2023年までの新契約を結んだうえで来季終了後に移籍するプランがあるようだ。
二つ目の条件はスポーツ面での保証だ。ムバッペはUEFAチャンピオンズリーグでの競争力を高めるためにもチームにさらなる補強を求めており、なかでも右サイドバックと強さとテクニックを備えたミッドフィールダーが必要だと考えているようだ。エースストライカーからの要求をクラブはどのように受け止めるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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