「恐ろしい股抜きの餌食にした」 ミランMF、圧巻の“ノールック美技”に海外注目
コートジボワール代表FWケシエがユベントスDFデ・リフトをワンタッチで手玉
ACミランは現地時間10日、敵地でのセリエA第35節で強豪ユベントスに3-0で快勝した。コートジボワール代表MFフランク・ケシエはPK失敗こそあったが、試合中に繰り出したトリッキーな足技が海外メディアで取り上げられている。
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来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を目指すミランは、前半アディショナルタイムにMFブラヒム・ディアスのゴールで先制。後半33分にクロアチア代表FWアンテ・レビッチ、同37分にイングランド代表DFフィカヨ・トモリが追加点を奪い、3-0と勝利を収めた。
ボランチでフル出場したケシエは、後半13分にPKを失敗したが、スコアが動く前の前半26分にテクニックで魅せた。左サイドをドリブルで持ち上がると、ユベントスがオランダ代表DFマタイス・デ・リフトとフランス代表MFアドリアン・ラビオの2人がかりで止めにかかる。すると、ケシエは相手に背を向け、そのまま右足ヒールでボールをチップ。デ・リフトの股下を鮮やかに通し、狭い2人の間のスペースを割ってスペースに抜け出した。
直後にユベントスのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールに激しいチャージを食らい、ボールを奪われてしまったが、オランダメディア「FCUpdate」は「デ・リフトは珠玉の股抜きで恥辱を受けた」との見出しで、「ケシエはオランダ人DFを恐ろしい股抜きの餌食にした」と、このワンシーンを取り上げている。
ミラン4年目を迎えた24歳のケシエは、今季リーグ戦34試合で10得点5アシストと自己ベストを更新し、その才能をいかんなく発揮している。
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