アザール、CL敗退後の“談笑シーン”を謝罪 「ファンの気分を害するつもりはなかった」
試合に敗れたなかで、古巣のチームメートの談笑する姿にファンが怒り
レアル・マドリードのベルギー代表MFエデン・アザールは、現地時間5日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦でチェルシーに敗れ、2戦合計スコア1-3で決勝進出を逃した。その直後、古巣の元チームメートと談笑する姿が捉えられて矢面に立ったが、「ファンの気分を害するつもりはなかった」と謝罪している。
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ホームでの第1戦を1-1の引き分けで終えていたレアルは、前半28分にドイツ代表MFカイ・ハフェルツが放ったシュートのこぼれ球をドイツ代表FWティモ・ヴェルナーに押し込まれ先制を許す。さらに、後半40分にはアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチのパスからイングランド代表MFメイソン・マウントにゴールを決められ、準決勝敗退を喫した。
今季のレアルは、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)ではセグンダB(3部相当)のアルコヤーノに敗れ、まさかの3回戦敗退。リーガ・エスパニョーラでは4試合を残し、地元の宿敵アトレティコ・マドリードの後塵を拝しており、これに加えて、今回のCL敗退とファンのやきもきする心境は察するにあまりある。
ところが、CLチェルシー戦で先発し、後半44分までプレーしたものの結果を残せなかったアザールは、試合後にかつてのチームメートであるチェルシーの選手と談笑。これが火に油を注ぐ形となり、ファンからは非難が殺到した。
アザールは公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で、自身の行動について謝罪している。
「申し訳ない。今日、僕に関するたくさんの意見を読んだ。レアル・マドリードのファンの気分を害するつもりはなかった。レアル・マドリードでプレーすることは常に僕の夢であり、勝つためにここに来た。シーズンはまだ終わっていないし、リーガのために一緒に戦わなければならない。マドリード万歳!」
今季も負傷で離脱を繰り返し、リーグ戦出場は11試合にとどまっているアザール。逆転でのリーグ優勝に貢献し、名誉挽回できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)