ラモスがアルゼンチンにいれば「メッシとW杯制覇」 英雄DF絶賛「彼はモンスター」
メキシコW杯優勝メンバーのルジェリ氏、母国DF陣に“ラモス級CB”の台頭を願う
元アルゼンチン代表キャプテンのオスカル・ルジェリ氏は、同国代表が再びワールドカップ(W杯)優勝を成し遂げるために必要な最後のピースとして、レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの存在を挙げている。同氏は「ラモスがアルゼンチンにいれば、彼らは世界チャンピオンになっていた」と、スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版の番組で語った。
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ルジェリ氏はアルゼンチン代表通算97キャップを誇る名DFで、ディエゴ・マラドーナらを擁した1986年メキシコW杯の優勝メンバーの1人。代表チームのキャプテンとしてもプレーした。
過去2度のW杯制覇の実績があるアルゼンチン代表だが、その栄光を掴んだのは86年大会が最後となる。前々回の2014年ブラジル大会では、1990年イタリア大会以来の準優勝という好成績を残したが、FWリオネル・メッシという稀代のタレントを擁しても世界王者にはあと一歩届かなかった。
ルジェリ氏は、アルゼンチンにはS・ラモスのようなワールドクラスのDFが必要だったと感じているようだ。ESPNの番組「FUTBOL 90」で、ラモスへの称賛の言葉を並べている。
「アルゼンチンとメッシ、そこにラモスもいればワールドカップを制していただろう。彼(ラモス)はモンスターだ」
「もしアルゼンチンのディフェンスにラモスがいれば、彼らは世界チャンピオンになっていただろう。メッシがいて、彼もいれば間違いなかった。彼はフェノメノだ」
「私はラモスのような選手を自分の代表チームに欲しい。ラモスのような選手がいれば、すべてのW杯で優勝候補になるだろう」
母国のW杯制覇に期待を寄せるルジェリ氏は、レアル・マドリードとスペイン代表で中心選手に君臨する“ラモス級”のセンターバックが現れることを切望しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)