「歴史に刻まれる超絶ゴール」 ベンゼマの豪快ボレー弾を現地紙称賛「伝説に並んだ」

チェルシー戦でゴールを決めたFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
チェルシー戦でゴールを決めたFWカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】

レアルがCL準決勝第1戦でチェルシーと1-1ドロー、ベンゼマが同点弾を沈める

 レアル・マドリードは現地時間27日、ホームで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦で、チェルシー相手に1-1で引き分けた。この試合で同点ゴールを決めた元フランス代表FWカリム・ベンゼマの得点ついて、現地紙は「マドリディスモに希望を与え、歴史に刻まれる超絶ゴール」と称賛している。

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 レアルは序盤から劣勢を強いられる展開となり、前半14分、チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーのロングボールに抜け出したアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチに冷静に決められ、リードを許す。アウェーゴールを奪われたレアルは同29分にベンゼマのゴールで同点に追いつき、前半を折り返す。後半に入ってもチェルシーに主導権を握られ、レアルもカウンター攻撃で応戦するも両者ゴールを奪うことができず、1-1で試合は終了した。

 そんななか、ベンゼマが決めた同点ゴールについて現地紙が注目している。左CKをショートコーナーで繋ぎ、ブラジル代表DFマルセロが左足でクロスを上げる。ファーサイドで待っていた同代表MFカゼミーロがヘディングで折り返し、さらに同代表DFエデル・ミリトンがバックヘッドで繋ぐと、ボールはペナルティーエリア内中央で待っていたベンゼマのもとへ。このボールを頭でトラップすると、倒れこみながらも右足の豪快なボレーをゴールネットに突き刺した。

 このゴールについてスペイン紙「AS」は「マドリディスモに希望を与え、歴史に刻まれる超絶ゴール」と見出しを打ち、「ベンゼマはレアル・マドリードのビーコンであり、事態が上手くいかない時、彼がチームを引っ張る役割であることを示した」と言及し、さらに「素晴らしいコントロールと最高のゴールを決めたフランス人の得点は、CL通算得点数(71)で歴代4位に浮上し、ラウール氏という伝説に並んだ」と取り上げた。

 レアルのレジェンドである元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏の記録に並んだベンゼマは、来週に敵地スタンフォード・ブリッジで行われる第2戦でもゴールを奪い、ラウール氏の記録を抜くことができるのだろうか。

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