「いつもの強さとハードワーク見せたが…」フランクフルト戦不発のドルト香川は独メディアから落第点

ナハリヒテン紙も定番の辛口評価復活!

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は7日の敵地でフランクフルトで5試合連続の先発フル出場を果たした。最近7試合5得点と好調ぶりを維持していた「小さな魔法使い」も先制後にゴール前を固めたフランクフルト守備陣を前に沈黙。複数の独メディアからワースト点を与えられるなど、厳しく評価された。

 ドルトムントは前半14分に長谷部のアシストからMFアイクナーに決められて早々に失点。すると、11人全員で守るフランクフルトの牙城を崩せずに、リーグ戦では後半戦初黒星を喫した。

 独地元紙「ルール・ナハリヒテン」の採点(1が最高、6が最低)で香川はワーストタイの5点だった。トップ下でプレーしたが、この日は存在感が希薄だった。香川に辛口評価で有名だったナハリヒテン紙は好調時の香川に高評価を続けていたが、久々に“定番”とも呼べる低評価を与えている。

 前半途中交代のDFドゥルム、MFロイス、MFサヒン、FWラモス、FWオーバメヤンも香川同様に5点。後半戦初の黒星を喫し、リーグタイトルを逃したドルトムントの先発陣に辛口に採点していた。チームトップタイは1失点を喫したものの、好守を連発したGKビュルキで2点。さらに前半終了間際にオフサイドの判定で取り消された幻のヘディング弾があった主将DFフンメルスが2.5点で、合格点と言えたのはこの2人のみ。DFベンダーが3点、MFムヒタリアンとDFソクラティスが3.5点、DFシュメルツァーが4点だった。

 

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