英国で「失敗作」と呼ばれた29歳の大逆転劇! バルサがフランスの天才ドリブラーにオファー発覚

今季仏1部17ゴールのベン・アルファに争奪戦勃発

 リーガ・エスパニョーラで首位に立つバルセロナは来季の欧州チャンピオンズリーグ王座奪回の切り札として、プレミアで失敗作の烙印を押されたフランスの天才ドリブラーに獲得オファーを出していることが分かった。フランステレビ局「フランス3」が報じたもの。

 バルサが獲得交渉を進めているのは、ニースのフランス代表MFハテム・ベン・アルファ。ニースのジャン・ピエール・リベール会長はインタビューで「確かにバルセロナはハテムを求めてきた数多くのクラブのうちの一つだ。もしバルサのようなクラブにが実現すれば、ハテムには、とても、とても幸せなことになる。私の意見だが、バルサのようなクラブを拒否できない。あとは彼の決断次第だ」と話し、オファーの事実を認めている。

 バルセロナは今季もアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの「MSNトリオ」が大爆発している。だが、スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスの移籍により、3人にかかる負担度は大きく、ハイレベルなバックアッパーの獲得が急務と成っている。

 そこで白羽の矢が立ったのがベン・アルファだ。今季ニースと正式契約を結ぶと、リーグ3位となる17ゴールを挙げてチームの上位進出に貢献している。3人、4人抜きは当たり前の圧倒的な鋭さを誇るドリブル突破はバルセロナにとって、攻撃のアクセントになることは間違いない。欧州チャンピオンズリーグ決勝に進出したアトレチコ・マドリード、ACミラン、ラツィオも獲得に乗り出しており、争奪戦の様相を呈しているが、会長の言葉を信じるなら、バルサが最有力のようだ。

 

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