久保建英、アーセナル移籍再浮上 スペインメディア報道「サインする態勢を整えた」

来季の去就に注目が集まる日本代表のMF久保建英【写真:Getty Images】
来季の去就に注目が集まる日本代表のMF久保建英【写真:Getty Images】

昨年4月の"移籍説"が再燃、セバージョスとウーデゴールの状況次第で英初上陸も

 日本代表のMF久保建英は今季、レアル・マドリードからビジャレアルとヘタフェへの期限付き移籍で経験を積んでいる。来季の去就に注目が集まるなか、スペインメディアはプレミアリーグの強豪アーセナルが久保との契約を目指す可能性を指摘している。

 久保は2019年にFC東京からレアルへ移籍。19-20シーズンはマジョルカへ期限付き移籍し、リーガで35試合4得点4アシストを記録。1年目からインパクトを残した。さらなる飛躍が期待された今季はビジャレアルへ期限付き移籍し、公式戦19試合(1得点3アシスト)に出場。徐々に出番を減らした影響から、冬の移籍マーケットではヘタフェに再び期限付き移籍し、ここまでリーグ戦13試合(1アシスト)に出場している。

 久保にとっては不本意なパフォーマンスが続いている今シーズンも終盤戦へと突入していくなかで、気になるのは来季の動向だ。ヘタフェとの今季いっぱいまでのレンタル期間を終えると久保は保有元のレアルへ戻る形となるが、戦力として計算が立つかは未知数。スペイン紙「AS」では、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍未取得のため、EU圏外枠の兼ね合いからレアル復帰が送れる可能性も指摘されている。

 そんななか、スペインメディア「Todofichajes」はアーセナルが来季に向けて久保獲得の可能性を報じている。同クラブには現在、レアルからのレンタル組としてスペイン代表MFダニ・セバージョス、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが在籍。アーセナルは両選手の残留を望んでいるもののその可能性は低いと考えているようだ。

 このような状況から他の選手にも目を向けるようになり、久保が来季再びレンタルに出される可能性を考え、アーセナルは「サインする態勢を整えた」と同メディアは指摘。記事では「セバージョスとウーデゴールの状況次第だ」とされつつも「プレミアリーグで国際的な経験を積むだけでなく、イングランドやヨーロッパで開催される数々の大会にも参加することができる」と、久保にとってのメリットにも触れられた。

 久保のアーセナル移籍説は、マジョルカに在籍していた昨年4月にも浮上。獲得への関心を海外メディアに報じられてから約1年ぶりに再浮上した形となったが、果たして久保のプレミア移籍は実現するだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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