巨漢ルカク、インテルでの“練習制限”を告白 「15歳の時は100kgのベンチプレスを…」

インテルFWロメル・ルカク【写真:AP】
インテルFWロメル・ルカク【写真:AP】

インテルではウェイトトレーニングに制限があり、バランスを重視

 ベルギー代表FWロメル・ルカクは2019年夏にセリエAのインテルへ加入し、エースストライカーとして活躍している。ルカクの武器と言えば、屈強なフィジカルだが、現在はウェイトトレーニングに制限がかけられているという。イタリアメディア「フットボール・イタリア」が報じている。

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 母国ベルギーのアンデルレヒトでプロキャリアをスタートさせ、チェルシー、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、エバートン、マンチェスター・ユナイテッドと渡り歩いたルカクは、2019年夏にインテルへ移籍。公式戦51試合で34ゴールと、190cmの屈強なフィジカルで初挑戦のイタリアでもゴールを量産してみせた。

 2年目の今季もリーグ戦30試合に出場して、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ2位の21ゴールをマーク。セリエA首位(23勝6分2敗)に立つチームのエースストライカーとして君臨している。

 ルカクはサッカー専門サイト「433」のインスタグラムチャットで、好調なチームについて、「今は気分がいい。昨シーズンは浮き沈みが激しかったけど、チームには若い選手が多くて、一歩ステップアップした。俺たちは結果に飢えている」と言及する一方で、セリエAの難しさに関して、「正直、セリエAは複雑なリーグだと思う。常に挑戦が求められる。自分が良いプレーヤーになるのに役立つけど、大変な仕事だ。」とも語っている。

 また、インテルにおいてはウェイトトレーニングに制限があると明かしている。

「15歳の時は100kgのベンチプレスを持ち上がられたが、イタリアに来てからはそれが許されていない。加入初日、ウェイトをしようとしたらフィットネスコーチに険しい表情をされた。基本的にジムで許可されているのは、バランスを身に着けるためにゴムバンドを腰につけて行うメニューだけだ」

 もっとも、ルカクが“守備の国”イタリアで活躍できているのは、そうしたバランス重視のトレーニングのおかげなのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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