ユベントスのスペイン代表、来季去就は不透明 ロナウド、ディバラに続き…退団説浮上
今季期限付き加入のFWモラタ、来季アトレティコ復帰の可能性を伊メディアが指摘
イタリア王者ユベントスは、今季終了後に前線が大きく入れ替わる可能性がある。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、スペイン代表FWアルバロ・モラタが母国へ出戻りになる可能性を報じている。
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モラタは2010年から14年夏までレアル・マドリードでプレーした後、ユベントスへ移籍。買戻し条項行使により16年にレアルへ戻ったが、わずか1年でイングランド・プレミアリーグのチェルシーへ。昨年1月にアトレティコ・マドリードへ半年間の期限付き移籍となった後、夏からは完全移籍となりその後、今季に向けユベントスへ期限付き移籍した。
そこには、3年間で4500万ユーロ(約59億円)を支払うことでの完全移籍、1000万ユーロ(約13億円)の支払いによる1年間の期限付き移籍の延長と、それに加えて3500万ユーロ(約46億円)を3年間で支払うことでの完全移籍というオプションがあると、ユベントスは公式発表をしている。
しかし、そのいずれのオプションも行使されることなくアトレティコに戻る可能性が浮上しているという。ユベントスは、アトレティコに対して2つ目のオプションである、1000万ユーロでの期限付き移籍延長のオプションについて、値下げ交渉を行う可能性はあるものの、完全移籍のオプションが行使される可能性は低いとされた。
リーグ戦10連覇はかなり厳しい状況に追い込まれ、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得が現実的な目標になっているユベントスだが、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにも退団説が根強い。
モラタの妻であるアリス・カンペッロさんは、双子の子育てもあり母国であるイタリアでの生活を強く望んでいるという。それによってアトレティコへ“プレッシング”もかけてイタリア行きを勝ち取ったとされるモラタだが、残りの期間でユベントスに移籍金の支払いを決断させる活躍を見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)