「永久的な運動量」「ラスト15試合で感銘を与えた」今季5得点のレスター岡崎に英メディアが賛辞の嵐

スカイ・スポーツが合格点の7・5を与える

 レスターの日本代表FW岡崎慎司のハードワークぶりは、初優勝が決まってさらに賞賛されている。2日のチェルシー対トットナムが2-2のドローに終わった結果、レスターのリーグ戦初優勝が決まったが、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」はシーズンを通じたレスター主力選手の採点を発表。元イングランド代表FWアラン・スミス氏が評価役を務めたもので、日本代表FW岡崎慎司には10点満点中7.5点の合格点が与えられ、「永久的な運動量で、停止することはなかった」と絶賛されている。

 10点満点の評価を受けたのは今季22得点を挙げたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、17得点11アシストのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ、フランス代表MFエンゴロ・カンテの3人だった。いずれの3選手もプレミアリーグ選手協会選出のMVP候補に選出されていた。カンテとともにダブルボランチを組んだイングランド代表ダニー・ドリンクウォーターも9点の高評価を受けている中で、攻撃の黒子役を果たした岡崎にも7.5点の高評価が与えられている。

 「オカザキはラスト10~15試合で、特に大きな役割を果たし、感銘を与えた」と冒頭に記されている。第30節ニューカッスル戦で決めた衝撃のオーバヘッドキック弾、そして献身的な動きで、レスターの必殺カウンターを生み出した陰の立役者として評価されている。

「ここまで走り回るプレーヤーは見たことがないはずだ。彼は永久的な運動量で、停止することはなかった。いつも残り20分の段階でベンチに下がる。ラニエリ監督の起用法はこうだ。“オカザキを走り回せ、相手をボロボロに疲弊させる。そして、疲れが見えたら、ベンチに下げる”といった具合だ」

 

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