香川のドルトムント移籍はマンU・モイーズ元監督の起用法が発端!? 「監督は僕を全く信頼していなかった」

 

「僕の心はいつもドルトムントにあった」

 

 ドルトムントMF香川真司が移籍市場閉幕直前にマンチェスター・ユナイテッドから移籍した理由として、昨季チームの迷走の元凶となったデイビッド・モイーズ元監督の起用法があったと分析している。英夕刊紙マンチェスター・イブニング・ニュースが「香川、僕の心はいつもドルトムントにあった」との見出しで特集している。

 香川は2012年夏、偉大なる名将、サー・アレックス・ファーガソンに請われてドルトムントからマンUに移籍。だが、移籍1年目の終わりにファーガソン監督が勇退し、逆風が吹き荒れた。

「僕の決心は明確でした。ボルシア・ドルトムントに戻りたかった。ドルトムントだけに。このクラブで何かを成し遂げたい。他のクラブではない」

 香川は同紙にそう語ったという。

 同時に、マンUでの苦闘の日々を振り返っている。

「サッカーの世界では結果、ゴール、アシスト、タイトルがものをいう。この点では足りなかった。これが彼ら(マンチェスターU)の計画に僕が含まれていなかった理由かもしれない。誰もが知っていると思うけれど、マンUでの2年目は特に苦しかった。監督は僕を全く信頼していなかった。そしてチームも不調だった」

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