「A代表では重みが全然違う」 南野拓実、サウサンプトンで掴んだ自信を胸に韓国戦に挑戦

今回も日本代表で10番を背負うMF南野拓実【写真:AP】
今回も日本代表で10番を背負うMF南野拓実【写真:AP】

日本代表は25日に10年ぶりの親善試合となる韓国戦に臨む

 森保一監督率いる日本代表は24日、国際親善試合・韓国戦(25日/日産スタジアム)に向けて合宿3日目を迎えた。リバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍をしている森保ジャパン最多得点のMF南野拓実は、中軸としての自覚を明かし、A代表で初めて臨む日韓戦について「重みが全然違う」と勝利の重要性について自身の考えを述べた。

「いろいろな意味での注目度が高い一戦だと思うし、どういう状況であれ日韓戦は重要な試合だと理解している。アンダー世代の時以来で、A代表では初めて。重みが全然違うと思うので、僕自身も内容より結果が大事な試合と理解しているので、良い準備をしたい」

 合宿初日の練習ではランニングで先頭を走る姿勢を見せた。森保ジャパンでは最多の12得点。クラブでは世界最高峰のリバプールで熾烈なポジション争いを経験し、日本代表としても昨年から背番号「10」を付けている。冷静でクールな性格の南野だが、日の丸を背負う覚悟については秘める思いを示した。

「試合に出させてもらっているという感覚はあるし、今回は国内組の初招集も多いなかで(今まで)呼ばれている選手たちがしっかり中心になってチームを引っ張っていかないといけない部分はあると思う。重要なんじゃないかと思う」

 今冬にはリバプールからサウサンプトンへ期限付き移籍を果たした。出場機会を求めるうえで「自分の力を証明したかった」という。サウサンプトンでは2ゴールをマークしており、その手応えは感じている。

「リバプールの時よりゴール前のリズムを取り戻しつつあると思うし、良くなっていることの一つ。移籍して継続的に試合に出ることによって自分のリズムもつかめるようになってきたし、良さを出せる部分も増えてきたと思う。選手にとって一番大事なのは試合に出続けることだと感じた」

 韓国戦、そしてW杯予選となるモンゴル戦。プレミアリーグで武器を磨き続ける南野の力は日本にとって必要になってくるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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