「稼ぐのは俺」 大久保嘉人が考えるFW“批判”への向き合い方「ダメだったら叩かれる」

批判の声には耳を傾けず…「自分で結果を出して、自分でお金を稼がなければいけない」

「(批判を聞くと)よりプレッシャーになる。そうなると力んだりしてしまう。文句を言う人って、意外と(自分のことを)気にしてくれているんですよね。気にしてるじゃんって思うけど、そういう人たちに左右されずに。俺の一生分の生活を保障してくれるんだったら言ってくれていることをやってもいいんだけど、ただ文句を言っている、そういうのを気にしても何も始まらないし、いいこともない。やるなら自分で結果を出して、自分でお金を稼がなければいけない。それしかない。そうやって俺は思い込んでいますね」

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 この“メンタル”は若い時から。自分のリズムを保ち、「言われても関係ない。稼ぐのは俺。自分しかいない」と、とにかく自身と向き合ってきた。特にFWとして、求められるのは常に結果。ブレることなく、ゴールに向かい続ける強い精神力が必要だった。

「FWはネガティブになることが一番良くない。そうならないためにも、自分を信じるしかない。それが一番大事」

 プロ21年目になるベテランが、ここまでゴールを重ねられてきたのは自身にベクトルを向け続けてきたからだろう。結果を出すのは自分だけ――その確固たる信念が、日本屈指のストライカーを支えてきた。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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