39歳イブラヒモビッチ、ミランとの来季契約は不透明? 「話せることはない」
残りのシーズンへ意欲も、自身の契約に関する明確なコメントは“拒否”
イタリア・セリエAの名門ACミランは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントで、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドを相手に敗退。ミランのエース、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが試合後のインタビューに応じている。
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ミランは敵地での第1戦を1-1で引き分けたが、ホームゲームでフランス代表MFポール・ポグバのゴールにより0-1で敗れた。その結果としてミランは敗退となった。
試合後に英衛星放送「スカイ・スポーツ」のマイクを向けられたイブラヒモビッチは「大きな失望感がある。2試合どちらも良いゲームをしたのだから、当たり前だろう。ゴールを欠いたことで高い代償を支払った。ポグバが素晴らしい選手なのは誰もが知っている」とコメントした。
これにより、ミランに今季残された可能性はリーグ優勝のみになった。シーズン前半戦は首位を走っていたミランだが、後半戦になって勢いに陰りがみられて2位に後退している。その点についてもイブラヒモビッチはコメントしている。
「ピッチにチームを助けるために戻ってきたし、リーグ戦は終わっていない。ここまでシーズンを上手くやってきた。敗退に値したとは思わないけど、このようにネガティブな時期からも学ぶことはある。チームには24人がいて、誰もが準備をしていなければいけない。今は2位だし、リーグ優勝のためにプレーしたい。そして、チャンピオンズリーグ(CL)出場権にたどり着ければ、それも良い」
現在39歳のイブラヒモビッチは来季の契約が未定となっているが、それについては「現時点で話せることはない」と、明確なコメントを拒否した。リーグ優勝の可能性も残る中で迎えるシーズン終盤戦、イブラヒモビッチがどのようにミランを立て直すか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)