シティFWアグエロ、今夏争奪戦の可能性も “ゼロ円”移籍にチェルシーが関心と英報道

マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロ【写真:AP】
マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロ【写真:AP】

今季でシティと契約満了のストライカーに、バルサやPSGも興味と報道

 マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは、今シーズン限りでシティとの契約が満了を迎える。バルセロナやパリ・サンジェルマン(PSG)が、移籍金ゼロで獲得できるアタッカーに関心を示していると報じられているが、シティと同じプレミアリーグのチェルシーも、獲得に乗り出す可能性があるようだ。英紙「デイリー・メール」が報じている。

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 アグエロは、2011-12シーズンにアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入した。ここまでの10シーズンで公式戦384試合に出場し、クラブの歴代最多となる257得点を挙げ、73のアシストも記録。この10年で世界有数のクラブへと飛躍したシティの英雄的存在だ。

 そんなアグエロの獲得を巡り、10年前にシティと争ったチェルシーが、再びアルゼンチン代表FWに触手を伸ばすようだ。夏の移籍市場でストライカーの補強を目指しているチェルシーにとって、第1希望はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドだ。しかし、ハーランドにはレアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールなども関心を示している。ハーランドの獲得に失敗した場合の第2プランが、アグエロだという。

「デイリー・メール」は、「アグエロは、マンチェスター・シティを離れることになっても、来シーズンはプレミアリーグでプレーすることを希望している。今シーズンは負傷や病気に苦しみ、公式戦での先発出場は5試合にとどまっている。アグエロは1月に出場機会が不足していることに不満を表した」と、シティとの契約を延長しない可能性を指摘している。

 20歳のハーランドを獲得するよりも、移籍金がかからない32歳のアグエロを獲得するほうが安価で済むことは確実だろう。これまで30歳以上の選手の補強に消極的だったチェルシーだが、今季はPSGから移籍金ゼロで獲得したブラジル代表DFチアゴ・シウバが主力となっている。2シーズン連続で、世界有数の実力者をフリートランスファーで加えることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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