「4月以降まで出番なし」 “南野の規制”を現地指摘「代表ウィークが迫るが…」
“カップタイド”の南野、代表ウィークも挟んでサウサンプトンの出番が先延ばしに
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は現地時間14日、ホームでのプレミアリーグ第28節ブライトン戦(1-2)で先発するも、見せ場のないまま後半20分に交代となった。リバプール地元紙も「南野の苦闘」と取り上げており、挽回のチャンスは先延ばしになると指摘している。
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14位に沈むサウサンプトンは17位ブライトンとの下位対決を迎え、南野は左サイドで先発出場。前半16分にCKから先制点を与えるも、FWチェ・アダムスが豪快なダイレクトボレーを決めて同点とする。しかし、後半11分に勝ち越し弾を奪われ、南野も見せ場のないまま後半20分にイングランド代表MFネイサン・レドモンドと途中交代した。
残留争いを占う一戦で痛恨の黒星を喫したなか、保有元であるリバプールの地元紙「リバプール・エコー」は「ナット・フィリップスがリバプールで輝いた一方、解き明かされた南野の苦闘」と見出しを打ち、ブライトン戦では納得させるパフォーマンスを発揮できなかったと指摘している。
「サウサンプトンは週末にFAカップでボーンマスと対戦するが、リバプールで大会に出場していた南野はカップタイドであるため、スタンドに座ることを余儀なくされている」
記事では、リバプールでFAカップに出場していた南野は、サウサンプトンでの出場資格を失っていることに言及。また、「代表ウィークが迫るが、この日本代表は4月以降までサウサンプトンで出番はないことになる」と、規制により挽回のチャンスは先になる見込みだとしている。
万が一、新型コロナウイルス感染予防による隔離が余儀なくされた場合、最長で約1カ月ほど試合から離れることになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)