ドルトムント”110億円エース”も流出危機 マンUが今夏の争奪戦に参戦へ

人気沸騰のオーバメヤン すでにレアル、チェルシーが獲得に動く

 メガクラブによる”ドルトムント買い”の動きが止まらない。マンチェスター・ユナイテッドは来季補強の目玉として、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に動いていることが明らかになった。英地元紙「デイリー・メール」が報じている。

 今季公式戦41試合34得点のエースストライカーは、レアル・マドリードとチェルシーが獲得に乗り出しているが、ユナイテッドも争奪戦に参入するとレポートされている。ルイス・ファン・ハール監督の来季去就は発表になっていないが、オランダ人指揮官の続投、解任に関係なく、オーバの愛称で知られる韋駄天ストライカーを獲得する方針だという。

 移籍金は7000万ポンド(約110億円)と見られているが、ファン・ハール政権の2年間で移籍市場に500億円規模の強化費を投入した世界屈指の資金力を誇るユナイテッドには、問題ない数字だ。

 ドルトムントはすでに、主将のドイツ代表DFマッツ・フンメルスが今季限りでの退団とバイエルン・ミュンヘン移籍の希望を表明。ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンも、マンチェスター・シティ移籍で合意に達していると報じられている。セルビア代表DFネベン・スボティッチは、恩師ユルゲン・クロップ監督の待つリバプールに向かうともレポートされており、主力の大量離脱の危機に瀕している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images 

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