「親クラブに一致」 南野の“困難な立場”を英紙指摘「混沌とした時間を強要」

サウサンプトンMF南野拓実【写真:AP】
サウサンプトンMF南野拓実【写真:AP】

サウサンプトンはブライトンに1-2で敗戦 12戦10敗で残留争いを強いられる

 サウサンプトンは現地時間14日、ホームでのプレミアリーグ第28節ブライトン戦で1-2と敗れた。日本代表MF南野拓実は先発出場するも、見せ場のないまま後半20分に途中交代。英地元紙は「親クラブのリバプールに一致して、サウサンプトンでも困難な状況に追い込まれている」と指摘している。

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 サウサンプトンは直近のリーグ戦12試合で1勝1分10敗と苦しんでおり、順位も14位まで落としている。一方、ブライトンも直近のリーグ戦5試合で2分3敗と勝利から遠ざかっており、17位と降格圏が目前。試合前の両者の勝ち点差は「7」となっていたなか、今後の残留争いを占う下位対決を迎えた。

 試合は前半16分にCKから先制点を与えるも、同27分には相手守備陣のクリアミスを逃さず、FWチェ・アダムスが豪快なダイレクトボレーを叩き込んだ。しかし、後半11分に再び失点。同20分に南野を下げ、イングランド代表MFネイサン・レドモンドを投入するも、状況は打開できずに1-2で敗れた。

 英地元紙「リバプール・エコー」は「敗れたブライトン戦で影響力をもたらすのに苦労した」と取り上げ、「1月の移籍市場でやってきた26歳の日本代表は、サウサンプトンの混沌とした時間を強要されている。親クラブのリバプールに一致して、サウサンプトンでも困難な立場に追い込まれている」と指摘している。

 保有元のリバプールは現在、直近のリーグ7試合で1勝6敗と大不振に陥り、8位まで後退。また、現在在籍しているサウサンプトンはリーグ戦12試合で10敗と残留争いに巻き込まれている。南野にとっては、サウサンプトンを救う活躍が、リバプールにとっての最大のアピールとなるのは間違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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