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「ミランは全てがギャグ漫画」 イタリアの大御所解説者が凋落の名門を一刀両断
ベローナ戦のミランを酷評したピッツル氏 「多くの混乱が存在している」
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランの惨状は、イタリアにおいても多くの注目を集めている。そして、イタリアサッカー界の大御所解説者は「ミランは全てがギャグ漫画のようだ」と一刀両断にしている。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」が、イタリア国営放送「RAI」で1986年から2002年までワールドカップの専属解説者を務めるなど、長年サッカー解説者として活躍しているブルーノ・ピッツル氏にインタビューを実施している。
25日の敵地ベローナ戦で1-2と敗れた試合を受けて実施されたインタビューは、冒頭から舌鋒鋭いピッツル氏による批判でスタートしている。
「もしミランにドンナルンマがいなければ、最下位でもう降格が決まったベローナに8点取られていたではないか。チームはなく、意志もなく、グループもなく、リーダーもいない。ブロッキだって何を言えばいいか分からないだろう。取り巻く状況に多くの混乱が存在しているし、選手も混乱している」
17歳の新鋭守護神がファインセーブ連発で6点を防いだとして、最下位でセリエBに降格が決まったベローナ(試合時点では残留の可能性があった)に、記録的な大敗を喫していてもおかしくなかったと酷評した。ピッチ上には足りないものだらけであり、クリスティアン・ブロッキ監督にとっても“処置なし”の状況にあると分析している。その原因は、チームの周辺から巻き起こされているとも話した。
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