「C・ロナウド依存」のユベントスに警鐘 冬のFW補強ゼロに伊メディアが疑問符
2月以降の7試合で9得点、そのうち6ゴールをC・ロナウドがマーク
イタリア王者ユベントスのエースであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は、これから先のゲームで全く休めなくなると報じている。
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ユベントスは1月の移籍市場でFWの獲得を見送った。記事では「ジャンルカ・スカマッカ、オリビエ・ジルー、グラツィアーノ・ペッレ、レオナルド・パヴォレッティ、アルカディウシュ・ミリク、フェルナンド・ジョレンテと、調査された名前は多かったが、本当に説得力のある名前は少なすぎた。私たちはスカマッカについてたくさん言ったり書いたりした。ジルーはピルロのお気に入りだったが、チェルシーに残留することを選んだ。他の人はなんらかの理由で選択肢にならなかった」と、その動きをまとめた。
一方で、移籍市場が閉じて最初の試合になった2月2日のゲームから、公式戦7試合でユベントスは9得点。そのうちロナウドが6得点をマークしており、MFフェデリコ・キエーザとMFウェストン・マッケニーがそれぞれ1得点。そしてオウンゴールが1点となっている。ロナウドのパートナーはFWデヤン・クルゼフスキかFWアルバロ・モラタが務めるがノーゴールが続く。FWパウロ・ディバラは負傷から復帰できていない。
ユベントスはリーグ戦で追う立場にあることからも、ロナウドを休ませるゲームを見つけるのは難しい状況だ。この状況からも、冬の移籍市場で「ロナウド依存」を解決する補強を行わなかったことに疑問を呈し、「実際には、シーズン最後のラッシュを考慮するならロナウドの休憩はゼロになる」とした。
例年、タイトル争いの佳境になるほど力を発揮してきたのがロナウドではあるものの、35歳という年齢も考慮すればここからどこまで状態を維持できるかが大きな注目ポイントになると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)