ドルトムント主将の古巣バイエルン移籍が加速 ”裏切り”の個人合意と独メディア報じる

去就問題に揺れるフンメルス ゲッツェ、レバンドフスキに続く宿敵への流出か

 ドルトムントのキャプテンを務めるドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、”禁断の移籍”で個人合意に達したと地元ラジオ局「スポーツ1FM」が報じている。ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキに続き、宿敵からの仁義なき主力の引き抜き工作が現実味を帯びている。

 フンメルスはバイエルンの下部組織出身。2008年のドルトムント移籍後に頭角を現し、リーグ優勝2度に貢献するなどチームの大黒柱となっている。だが、ドルトムントとの契約期間は来季終了時まで。衛星放送「スカイ・ドイツ」の取材で、去就問題に悩み眠れないとフンメルスが告白。さらに父親がマンチェスター・シティやバイエルンへの移籍の可能性を示唆し、その動きに大きな注目が集まっていた。

 最新のレポートでは、フンメルスは古巣バイエルンへの復帰で条件面で合意に達したと報じられている。チーム間合意はなされていないというが、主将離脱の可能性は高まっている。ゲッツェやレバンドフスキは、ドルトムントサポーターに「裏切り者」と憎まれている。出戻りとなるフンメルスも、裏切りの後継者になってしまうのだろうか。

 23日のシュツットガルト戦で、トーマス・トゥヘル監督はシティ移籍で合意とレポートされているドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン、フンメルスを試合に出さなかった。フンメルスの代役にはギンターをセンターバックで起用し、3-0の勝利を手にしている。

 

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