「今日のベイルは驚異的だった」 レアル逆転優勝に望みをつなぐ2発をジダン監督が絶賛

主力不在のなか、0-2からの大逆転を導いたスピードスター

 レアル・マドリードは23日のラージョ・バジェカーノ戦で、序盤に2点ビハインドを負いながらMFギャレス・ベイルの2得点などで3-2の逆転勝利を収め、リーガ優勝争いに踏みとどまった。ジネディーヌ・ジダン監督は「今日のベイルは驚異的だった」と、スペイン紙「AS」が報じている。

 この日、ジダン監督は26日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝のマンチェスター・シティとの第1戦を見据えて、大胆なターンオーバー策を実施。前節の試合終了間際にオーバーヘッドキックを失敗して負傷したFWクリスティアーノ・ロナウドをベンチ外、主将のDFセルヒオ・ラモス、MFルカ・モドリッチらもスタメンから外した。

 その影響かチームは立ち上がりから統制が取れず、前半14分の時点で0-2とされる大ピンチに陥った。しかし同35分にCKからベイルがヘディングで1点を返すと、後半7分には負傷退場のFWカリム・ベンゼマに代わって出場したMFルーカス・バスケスが同点弾。さらに同36分には相手のミスパスを奪ったベイルが高速ドリブルからのシュートを突き刺し、なんとか勝ち点3を確保している。試合後、ジダン監督は次のように振り返った。

「今日は激戦で、非常に難しい試合だった。いきなり0-2とされたが、それでも試合の流れが戻ってくることは知っていた。我々には違いを作れる選手がいるからだ」

 

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