サウサンプトン監督、南野の先発落ちは酷使回避と説明 「半年間、フル出場していない」
ハーゼンヒュットル監督はローテーションの採用を示唆
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は、現地時間23日に行われた延期分のプレミアリーグ第18節リーズ・ユナイテッド戦(0-3)で移籍後初のベンチスタートとなった。結果的にチームは大敗を喫したが、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は起用の意図について説明している。
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今冬の移籍市場でリバプールからサウサンプトンへシーズン終了までのレンタルとなった南野は、2月6日のプレミアリーグ第23節ニューカッスル戦(2-3)でいきなり初ゴールを挙げる新天地デビュー。その後も、リーグ戦ではスタメン起用が続き、20日に行われた本拠地での第25節では強豪チェルシー相手に技ありのキックフェイント弾で移籍後2ゴール目を決めた。
しかし、好調をキープしているなかで、23日のリーズ戦はベンチスタート。後半13分から途中出場したが、チャンスに絡めずチームも0-3で完敗した。この試合では、チームトップの8ゴールを記録しているイングランド代表FWダニー・イングス、マリ代表MFムサ・ジェネポの主力も途中出場だった。
英地元紙「デイリー・エコー」によれば、リーグ戦8試合で7敗目を喫し、イングス、南野、ジェネポをスタメンから外した理由を問われたハーゼンヒュットル監督は、酷使を回避するうえでの選択だったと明かしている。
「タキ(南野)は半年間、フル出場していなかったと思う。そんな彼が今、1週間に3試合プレーすべきかい? それは不可能だ。現時点で次の負傷者を出さないようにすることを注意している。我々はもっとローテーションを採用する必要がある」
3月1日には7位エバートンとのアウェーゲームが控える。南野はスタメンに戻り、ゴールでアピールできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)