南野のベンチスタートは「理解不可能」 サウサンプトンの“温存策失敗”を海外選手指摘

リーズ戦では途中出場だったサウサンプトンMF南野拓実【写真:Getty Images】
リーズ戦では途中出場だったサウサンプトンMF南野拓実【写真:Getty Images】

前節ゴールの南野をベンチスタートにしたサウサンプトンはリーズに0-3の大敗

 サウサンプトンは現地時間23日、延期分のプレミアリーグ第18節でリーズ・ユナイテッドと対戦し、敵地で0-3と大敗を喫した。日本代表MF南野拓実は後半13分から途中出場したが、海外選手は南野の先発漏れを「理解不可能だ」と指摘している。

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 サウサンプトンは前節チェルシー戦で南野が絶妙な抜け出しから先制点を奪い、ビッグクラブ相手に1-1と引き分けて連敗を6で止めた。リーズ戦では過密日程を考慮してか、エースのイングランド代表FWダニー・イングスと好調の南野をベンチスタートにする決断を下した。

 しかし、後半2分に先制点を許してしまう。後半13分に南野が投入されるも、同33分、39分と立て続けに失点して0-3と大敗。リーグ8試合未勝利と不調から抜け出せずに14位まで順位を落としている。

 そんななか、ウェールズリーグのギャップ・コノーズ・キー・ノーマッズFCに所属するイングランド人FWジェイミー・インソールは公式ツイッターで、「サウサンプトンの先発が理解不可能だ。イングスはゴールを決めるフォームに戻ってきており、ミナミノは後陣のギャップにプレッシングを掛ける対戦相手に対し、2戦2発だ。そして、その両者がベンチスタートだ」と指摘している。

 過密日程とはいえ、勝ち点「30」のサウサンプトンにとって、勝ち点「32」のリーズ戦は順位を逆転させるチャンスでもあっただけに、主力温存が失策となる展開は、他チームの選手にとっても歯がゆい采配となったようだ。

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