名古屋の絶対的守護神が語る日本サッカー 来日4年目で見えた“真実”「イニエスタは…」

名古屋グランパスの守護神オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラック【写真:ⓒN.G.E.】
名古屋グランパスの守護神オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラック【写真:ⓒN.G.E.】

【ランゲラック開幕インタビュー|第1回】来日4年目の守護神がJリーグについて独自の視点で分析

 来日4年目の守護神の胸の内とは――。昨季、J1最少失点をマークし、1シーズンでのクリーンシート記録を塗り替えた名古屋グランパスに所属するオーストラリア代表GKミチェル・ランゲラックが、新シーズン開幕を控え「Football ZONE web」のインタビュー取材に応じた。昨シーズンはJ1で最少となる28失点に抑え、これまでの記録(西川周作・2016年/キム・ジンヒョン・2019年)の15試合を塗り替える17試合のクリーンシートを達成。リーグ最速の100試合出場を果たし、チームを最終順位3位に導いた。今季も守備のキーマンとなる名古屋の守護神が日本サッカーや過去について語る。(取材・文=Football ZONE web編集部・小杉 舞)

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「今年4年目、日本に今まで3年間住んでいるけど、毎日楽しんでいる。日本に来るまでは分からなかったけど、期待以上の環境でサッカーをやれている。生活を楽しんでいる。毎日、何か違ったもの、新しいこと、発見があって、それはトレーニングや試合、人と会うことで刺激を受けている」

 2021年シーズン幕開けを控えた沖縄キャンプ中。晴れやかな表情でランゲラックが日本について語った。07年に母国Aリーグのメルボルン・ビクトリーでプロキャリアをスタートさせ、10年にドイツの強豪ドルトムントへ移籍。MF香川真司ともプレーした32歳の守護神はシュツットガルト、レバンテを経て18年に名古屋へ加入した。

「この3年間、チームメートや日本人を見てきて、性格は本当に素晴らしいと感じた。僕を受け入れてくれる。日本人は仕事に熱心でハードワークしている。サッカーに関して言えば、チームメートもフレンドリーでとてもいい雰囲気で切磋琢磨できている」

 昨季は充実の時間を過ごした。新型コロナウイルスによる影響を受け、約4カ月の中断期間を経たが、名古屋は開幕から6試合負けなし(4勝2分)を記録。シーズンのラスト6試合も負けなし(4勝2分)で戦い抜き、最終的には19勝6分9敗で3位に入った。フル出場したランゲラックを中心とする守備陣は奮闘し、昨季のJ1リーグ最少となる28失点。1シーズンにマークした17試合のクリーンシートはこれまでの記録(15試合)を塗り替えた。

「昨年はグランパスとして良いシーズンを送れた。コロナでの中断前、プレシーズンの時にはいろんなトレーニングにタフに打ち込んで、しっかりやることができた。中断を挟んでリーグが再開した時には勝者のメンタリティーがついていて、チームの中で負けたくないという思いが伝わっていった。中断後はメンタリティーを高めることができた。それによって仕上げることができた。特に、守備は集中してできた。みんなで構築していったと思う。DFには素晴らしい選手がいて、中谷進之介、丸山祐市、中盤の稲垣祥、米本拓司、このあたりの選手が頑張ってくれたので、私の作業としては簡単だった」

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