元フランス代表監督、汚名返上ならず ナントがドメネク氏を就任1カ月半で解任と報道
2010年W杯ではチーム崩壊の騒動、ナント監督に昨年末就任も8戦未勝利
サッカー界で異色の“占星術監督”としても知られるレイモン・ドメネク氏が、フランス1部ナントの監督を解任されたと、フランス紙「レキップ」などが報じている。
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ドメネク氏は2004年から10年までフランス代表監督を務め、06年ドイツ・ワールドカップ(W杯)では準優勝の実績を残した。しかし、10年南アフリカW杯ではFWニコラ・アネルカとの確執が選手の練習ボイコットに発展するなどチームが崩壊し、それ以降は国際サッカー連盟(FIFA)に非加盟のブルターニュ代表の監督に名前があったものの、実質的にサッカー界から離れていた。
そのドメネク氏は昨年12月下旬に、ナントの監督に就任。クラブチームとしては1993年にリヨンの監督から離れて以来の指揮となり、手腕に注目が集まったものの、それからの公式戦8試合未勝利(4分4敗)という散々な成績で、解任が決まったという。
フランス代表監督時代に選手選考の基準を問われ「占星術で決めている」と言い放ったことで、サッカー界で一躍有名になったドメネク氏だが、10年南アフリカW杯での汚名を返上するには至らなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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