“常識外れ”のレスター快進撃 現代サッカーの潮流に反した2つの采配術

英メディアが特集 プレミア上位陣で際立つスタメン固定化

 レスターはプレミアリーグ残り4試合の段階で、2位トットナムに勝ち点差5をつけて首位を走っている。驚きの初優勝が近づいているが、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」がローテーション制の不採用、ポゼッションを捨てたスタイルなどを「奇妙な伝説」と命名して分析している。

 英ブックメーカーの「ウィリアム・ヒル」社が今季開幕時に優勝オッズを5001倍に設定したことで、大損失が生じる可能性も報じられるなど、レスターは誰もが予想だにしなかった快進撃を続けている。同局の特集によると、躍進の理由をクラウディオ・ラニエリ監督の「古い習慣を捨てた」采配術にあるとみている。

 代表的な例で言えば“脱ローテーション制”だ。エースFWジェイミー・ヴァーディと日本代表FW岡崎慎司の2トップとMFリヤド・マフレズが攻撃の軸となり、MFダニー・ドリンクウォーターやMFエンゴロ・カンテらが中盤を締め、DFロベルト・フートとDFウェズ・モーガン、GKカスパー・シュマイケルが堅守を見せる布陣は、もはやお馴染みとなった。

 スタメンで起用した選手の数を見ると、3位アーセナルが23人、4位マンチェスター・シティが22人、2位トットナムが20人を起用した一方で、レスターはわずか18人と数字の上でもスタメン固定化がはっきりと分かる。

 

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