レアルMFクロース、“スピード解任”の元指揮官に同情 「気の毒に思っている」
わずか4カ月で解任されたロペテギ元レアル監督に賛辞 「人間としても素晴らしかった」
レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが2018年に就任からわずか4カ月で解任されたフレン・ロペテギ元監督について「同情している。私だったら残していた」と解任に異論を唱えた。
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クロースは弟のフェリックスとともに出演しているポッドキャスト「Einfach mal Luppen」で、歯に衣着せぬ発言をすることで知られている。その中で2018年にレアルの指揮官に就任したロペテギについて言及していたようだ。
クロースは「ロペテギの解任は個人的に最も傷ついた出来事だ。なぜなら彼は監督としても人間としても素晴らしかったからだ」とスペイン人指揮官の退団にショックを受けていたことを告白。「彼がここで監督になった時、ほんの一瞬だけひどい時があっただけ。彼がセビージャで(2019-20シーズンの)UEFAヨーロッパリーグを優勝した時は嬉しかった。彼にふさわしい結果だった」と元監督に対して賛辞を送っている。
ロペテギのレアルでの在任期間は2018年6月から10月までのわずか4カ月間だったが、クロースは十分に信頼を置いていたようだ。バルセロナとのクラシコで1-5と大敗するなどショッキングな結果があったとはいえ、短期間での解任には反対だったようだ。次のように持論を展開している。
「ジェシー(クロースの妻)は私に尋ねることをやめなかった。私はロペテギのことを気の毒に思っている。彼を信じていたから、私なら(解任せず)彼を引き止めていたと彼女に話したんだ」
ロペテギ監督が就任したのはレアルがUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げ、絶対的エースだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が移籍したタイミングでのことだった。クロースはそのことを挙げ、「簡単な年ではなかった」と最後まで元指揮官を擁護していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)