移籍志願のレアル“神童”、アーセナルが争奪戦に参戦? 英記者も期待「興奮もたらす」
出場機会を求めるウーデゴール、アーセナルが獲得を検討と英メディア報道
出場機会を求めてレアル・マドリードからの移籍を志願しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールに、プレミアリーグのアーセナルが獲得のアプローチをしていると英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。現地記者はノルウェーの“神童”と称されたレフティーは、ピッチ内外でプレミアリーグに大きな影響を及ぼすと指摘している。
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ウーデゴールは昨季レアル・ソシエダへ期限付き移籍し、初めてリーガ・エスパニョーラでフルシーズンを戦ったなかで31試合で4得点6アシストをマーク。リーガ屈指のプレーメーカーとして評価を高め、今季レアルに復帰した。
しかし、今季はここまで9試合の出場にとどまり、得点もアシストもゼロ。22歳のレフティーは出場機会を求め、再び期限付き移籍を志願しているという。
そこで浮上しているのがアーセナルへの移籍だ。元ドイツ代表MFメスト・エジルの退団が濃厚となるなかで、新たなクリエイティブMFを望む同クラブが、ウーデゴール獲得に向けてアプローチしているという。「スカイ・スポーツ」によれば、レアルは出場機会を求めるウーデゴールの希望を聞き入れる模様で、アーセナルからの打診を検討中だとされている。
アーセナルの他にもプレミア勢でウーデゴールの獲得を狙っているクラブがあり、争奪戦は必至だが、「スカイ・スポーツ」のピーター・スミス氏はウーデゴールの加入でプレミアリーグはより一層の注目を集めることになると指摘する。
レアルでは苦戦を強いられているとはいえ、スミス氏は「プレミアリーグの複数クラブは上質なクリエーター、パスの達人、そして繊細なタッチと明るいゲーム感覚を持った攻撃的MFを求めている」としたうえで、「ウーデゴールがもしイングランドに来れば、ピッチ内外で興奮をもたらすだろう」とウーデゴールの存在がプレミアリーグにもたらす影響は大きいと強調した。
3度のレンタル移籍で経験を積みながら、レアルで再び大きな壁に直面しているウーデゴール。プレミアリーグへの挑戦で、さらなる成長を目指すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)