リバプールOBキャラガー、古巣の強力3トップ解体を予想 「最初に出ていくのは…」

リバプールのFW(左から)サラー、フィルミーノ、マネ【写真:AP】
リバプールのFW(左から)サラー、フィルミーノ、マネ【写真:AP】

リバプールがリーグ制覇した昨季からフィルミーノの動きに不安があったと言及

 成功を収めるクラブは、強力な攻撃ユニットを擁していることが多い。近年でも元フランス代表FWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(現トッテナム)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)の「BBC」を擁したレアル・マドリード、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現アトレティコ・マドリード)、ブラジル代表FWネイマールの「MSN」を擁したバルセロナが思い浮かぶ。

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 一昨季にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、昨季はプレミアリーグを制したリバプールでは、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、そしてエジプト代表FWモハメド・サラーのトリデンテが、チームの得点源として活躍を続けてきた。だが、クラブOBで元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は、彼らの時代の終わりが近いと考えているようだ。英専門誌「フォー・フォー・トゥー」が報じている。

 昨年7月にはユルゲン・クロップ監督の下、マネが79得点、フィルミーノが79得点、サラーが94得点を記録し、3人で合計250ゴールに到達。しかし、直近3試合のリーグ戦では、ニューカッスル戦(0-0)、サウサンプトン戦(0-1)、マンチェスター・ユナイテッド戦(0-0)と3試合ノーゴールとなり、攻撃面での問題が指摘されている。

 キャラガー氏も英衛星放送「スカイ・スポーツ」のなかで、チームの得点力が落ちていることを指摘。なかでも、今季の公式戦25試合で5得点止まりのフィルミーノについて、厳しい言葉を並べている。

「彼(フィルミーノ)はいくつかのチャンスがあったが、ボールをうまく捉えられなかった。ほかの選手を生かす能力、カウンターにつながるプレッシング、ボールを奪い返す能力、すべてが落ちてきている。これは今シーズンだけの話ではなく、リバプールがリーグ戦を制した昨シーズンからの話だ。当時から気になっていて、改善するか心配していた。最も心配なのは彼のことであり、もし誰かが変わることになったら、私はフィルミーノになるだろうと思っている。近いうちか、もう少し先か、いずれ3トップは解体するだろう。ゴール数は減っている。彼は得点やアシストができていない時、ほかの動きで貢献していたが、その質も落ちてきているからね」

 リバプールの攻撃陣には、夏の移籍市場で加入した日本代表MF南野拓実、スイス代表MFジェルダン・シャキリ、そして、現在は負傷離脱中だがポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタも控えている。後半戦、ほかの選手が台頭してくるのか、それともフィルミーノがパフォーマンスを取り戻すのか。リバプールのチーム内競争にも大いに注目だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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