「日本のクラブへの売却容認」 名門サントスのブラジル人MF、Jリーグ参戦と海外報道

鹿島移籍報道のサントスMFピトゥカ【写真:Getty Images】
鹿島移籍報道のサントスMFピトゥカ【写真:Getty Images】

ブラジルの名門サントスで活躍するMFピトゥカの鹿島移籍を現地報道

 鹿島アントラーズは2020年シーズンを5位で終えた。来季の覇権奪回に向けて補強を進めるなか、海外メディアは「サントス会長がディエゴ・ピトゥカについて日本のクラブへの売却を容認」と見出しを打ち、新たなブラジル人選手のJリーグ参入の可能性を取り上げている。

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 20年シーズン開幕前にザーゴ監督が就任した鹿島は、序盤戦に公式戦6連敗を喫するなどクラブ創設以来最悪のスタートとなったが、シーズン途中から徐々に持ち直すと本来の勝負強さが戻り、最終的には5位でシーズンを終えた。

 新シーズンの覇権奪還に向け、アル・シャバブ(サウジアラビア)からブラジル人MFアルトゥール・カイキを完全移籍で獲得。さらに、新たなブラジル人選手の獲得にも迫っているようだ。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、「サントス会長がディエゴ・ピトゥカについて日本のクラブへの売却を容認」と見出しを打ち、サントスに在籍する28歳MFディエゴ・ピトゥカの鹿島入りを報じている。

 また、アルゼンチンのスポーツ専門局「TyCスポーツ」は、「ディエゴ・ピトゥカはコパ・リベルタドーレス決勝を戦った後、サントスを離れて日本でプレーする」と報じ、「準決勝第2戦で先制点を決めたミッドフィールダーが鹿島を強くする」と、サントスのリベルタドーレス決勝進出に貢献した主力選手が、Jリーグに旋風を巻き起こすと指摘。ブラジル人選手の目利きに定評のある鹿島だけに、獲得が実現すれば活躍に期待が高まりそうだ。

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