大絶賛の長谷部が次節スタメン落ち? 独誌予想「素晴らしいパフォーマンスだったが…」

フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠【写真:Getty Images】

ローデの戦列復帰で次節マインツ戦では控えに回るか

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、2日に行われたブンデスリーガ第14節レバークーゼン戦(2-1)に先発フル出場し、勝利に貢献したことで現地メディアからの称賛が相次いでいる。だが現地メディアの予想によれば、9日に予定されている次節マインツ戦では2試合続けてボランチで先発する可能性は低く、それどころか控えに回ることもあり得るという。

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 ドイツ誌「キッカー」が長谷部の先発落ちを予想する根拠は、MFセバスティアン・ローデの戦列復帰にあるようだ。イエローカードの累積による出場停止処分で前節マインツ戦を欠場したローデだが、ドイツの年代別代表への選出歴があり、過去にはバイエルン・ミュンヘンでも公式戦52試合に出場した実力者だ。現地メディアの間では次期主将に推す声も強く、フランクフルトのアディ・ヒュッター監督も今季開幕から一貫してローデをボランチのファーストチョイスとして起用し続けてきた。

 フランクフルトは3-4-2-1の布陣で中盤の底に2人のボランチを置いているが、前節レバークーゼン戦で長谷部とダブルボランチを組んだスイス代表MFジブリル・ソウが7試合連続で先発起用されていることから、キッカー誌も「普通であれば、ローデとソウのコンビが土曜日のマインツに先発する」と予想している。

 一方、長谷部が3バックの中央で先発する可能性もあるが、その場合は若手で最近出番が増えているDFエヴァン・ヌディカを外さなくてはならない。そうしたことから、キッカー誌は、「レバークーゼン戦で素晴らしいパフォーマンスを見せたにもかかわらず、長谷部はベンチに座らなければならないのだろうか?」と先発落ちの可能性があると指摘している。

「勝った試合の後はメンバーを変えるべきではない」と主張する識者もサッカー界には多く、実際前節のパフォーマンスだけを見れば長谷部を外す理由は見当たらないのだが、果たしてフランクフルトのヒュッター監督はどのような決断を下すのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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