レアル構想外のヨビッチ、来年1月の移籍市場で人気 プレミアクラブからもオファーか

構想外となっているレアル・マドリードセルビア代表FWルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】
構想外となっているレアル・マドリードセルビア代表FWルカ・ヨビッチ【写真:Getty Images】

ウォルバーハンプトンのほか、ミランを筆頭とするセリエAクラブやフランクフルトも興味

 若手ストライカーとして、大きな期待を集めて2019-20シーズン開幕前にレアル・マドリードに加入したセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、レアル加入から1シーズン半が過ぎ、ジネディーヌ・ジダン監督の構想からは外れてしまった。それでも、冬の移籍市場を前に、多くのクラブの関心を集めているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 2018-19シーズン、ドイツのフランクフルトで公式戦48試合27得点を記録してメガクラブの関心を集めたヨビッチは、レアル入りを選択する。しかし、移籍金6000万ユーロ(約74億円)で加入した新天地では、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの牙城を崩せずに出場機会をほとんど得られず、公式戦27試合でわずか2得点にとどまった。

 すでにジダン監督もレンタル移籍を認めるなど、レアルで構想外となっているヨビッチには、古巣のフランクフルトをはじめ、ASローマ、インテル、ACミランといったセリエAのクラブが関心を示していると報じられてきた。

 さらに「スカイ・スポーツ」は、プレミアリーグで11位のウォルバーハンプトンも、ヨビッチ獲得レースに参戦したと報じている。これを受けてスペイン紙「AS」は、「元ブラジル代表DFダビド・ルイスとの不幸な衝突により、メキシコ代表FWラウル・ヒメネスが頭蓋骨骨折を負い、ストライカーが不在となった。そのため、ウォルバーハンプトンは市場で代役選手を求めている。当初、バレンシアのFWマキシ・ゴメスに関心を寄せていたが、セルビア代表ストライカーを第一候補とした」と伝えている。

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための隔離措置に違反するなど、ピッチ内の話題よりも、ピッチ外の話題が先行しがちだったヨビッチ。マドリードを離れることで、再びピッチ内で主役になれるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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