限界説を一蹴するC・ロナウド脅威の決定力 エイバル戦ゴールで6年連続リーグ30得点到達!

ここ10年で年間30得点はメッシ、エトー、フォルランのみ

 ここ10年で見ても、リーガでの30ゴール到達者はごくわずかしかいない。ロナウドのライバルであるFWリオネル・メッシが4度達成している以外では、08-09シーズンのディエゴ・フォルランの32ゴール、サムエル・エトーの30ゴールだけ。CR7の決定力がいかに圧倒的か分かる数字だ。

 得点ランキングで見ても、2位のFWルイス・スアレス(バルセロナ/26ゴール)と4ゴール差をつけて首位を独走し、自身4度目のピチーチ(得点王)も当確に近づいてきた。また欧州リーグ全体の得点王として称される「ゴールデンブーツ賞」でもベンフィカのFWジョナスと並ぶトップに立ったという。こちらも獲得すれば5度目の偉業となる。

 とはいえ、誇り高きエースは30ゴール達成で満足してはいられない。12日にはCL準々決勝第2戦ヴォルフスブルク戦が控えている。敵地での第1戦でチームは0-2の完敗を喫し、ロナウド自身はいいところなく無得点に終わった。レアルにとって通算11度目のCL制覇を実現するためには3点差以上の勝利が必要とされる。CR7は重圧のかかる状況でも、サンチャゴ・ベルナベウに歓喜をもたらすゴールを決めることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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