限界説を一蹴するC・ロナウド脅威の決定力 エイバル戦ゴールで6年連続リーグ30得点到達!

1試合平均0・93ゴールのハイペース

 レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが9日のリーガ第32節エイバル戦で試合を決定づける追加点を決め、4-0の大勝に貢献した。この一撃で今季リーガでの30得点目となり、6年連続での大台到達になった。スペイン紙「AS」が伝えている。

 この日のレアルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦を見すえて、ジデネィーヌ・ジダン監督が大幅なターンオーバー制を採用した。FWカリム・ベンゼマのケガ、MFギャレス・ベイルの温存もあって「BBCトリオ」のうちプレーしたのはロナウドだけだった。しかし2-0とした直後の前半19分、ロングカウンターからヘセ・ロドリゲスのラストパスをワントラップし、相手GKとカバーに入ったDFを冷静に見極めてゴールネットを揺さぶった。

 このゴールで今季リーガでの得点数を「30」としたロナウドだが、この記録は2010-11シーズンから続く6年連続の大記録となった。1試合平均で見ても0.93ゴールと、ほぼ1試合1得点ペースを刻んでいる。まさに稀代の“ゴールマシン”ぶりをいかんなく発揮している。衰えを指摘される声は高まりを見せ、強豪や大一番でのゴールが少なかったことから本拠地サンチャゴ・ベルナベウでも辛口のサポーターからブーイングを浴びるが、4月2日のバルセロナ戦で決勝弾を決めるなど、そのずば抜けた決定力は健在だ。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング