南野に「31億円の値打ちを付けた」 リバプールの算段に英注目「支払金額の3倍の価値」
クリスタル・パレス戦でプレミア初ゴールを記録した南野「2200万ポンドの価値さえ過小評価だと感じる日が来る」
リバプールの日本代表MF南野拓実は、19日のプレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦で先制点となるリーグ初ゴールを決め、7-0の圧勝劇に貢献した。リバプール専門メディアは「南野に2200万ポンド(約31億円)の値打ちを付けた」と見出しを打ち、支払金額の3倍の価値があると強調している。
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4試合ぶりの先発を飾った南野は、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーに代わって3トップの一角に入ると、開始早々の前半3分、ペナルティーエリア右でボールを収めたマネがゴール前へ横パス。構えていた南野がキックフェイントで相手DFをかわすと、そのまま右足でゴール左隅へと流し込み、待望のプレミア初ゴールを記録した。
リバプール加入決定からちょうど1年でメモリアルゴールを決めた南野だが、リバプール専門メディア「ROUSING THE KOP」は「リバプールはバーゲン価格での獲得前、南野に2200万ポンドの値打ちを付けた」と見出しを打ち、「クラブは支払金額の3倍の価値があると見出している」と取り上げている。
リバプールはザルツブルクから725万ポンド(約10億4000万円)で南野を獲得したが、「広告塔としての飛躍も踏まえると、725万ポンドはセンセーショナルだ。確かに、充分な成績は残していないが、それでも彼の才能は明らかにその価格を凌駕している。リバプールも同じ考えで、2200万ポンドの価値を見出しており、これは支払った金額の3倍だ」と指摘している。
クリスタル・パレス戦のパフォーマンスについては「ゴールに加えて重要なことは、初めて真のリバプールのアタッカーのように見えた。これを続ければ、2200万ポンドの価値さえ過小評価だと感じる日が来るだろう」と、今後の南野に期待を寄せていた。