バルサ、リバプールに25億円支払い間近? コウチーニョ“条項”をスペイン紙報道

バルセロナでプレーするFWフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナでプレーするFWフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

バルサで公式戦100試合出場すると…25億円をリバプールに追加で支払うことに

 バルセロナへ加入してから、活躍をすることができていなかったブラジル代表FWフィリペ・コウチーニョ。超高額の移籍金で獲得したにもかかわらず、2019-20シーズンにはバイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍に出されるなど、期待外れに終わっていた。今季、ロナルド・クーマン監督の下で、ようやく本来の姿を見せ始めたが、クラブはプレーとは別の理由で売却を希望しているという。スペイン紙「スポルト」が報じている。

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 新型コロナウイルスの影響で、大幅な減収となっているバルセロナ。冬の移籍市場でコウチーニョとフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを放出し、合計1億5000万ユーロ(約180億円)を確保する狙いがあると一部で報じられた。

 だが、それ以外にもバルサにはコウチーニョを放出したい理由があるという。現在、バルサで公式戦通算89試合に出場しているコウチーニョには、リバプールとの間にある契約条項があるという。「スポルト」は、「もしコウチーニョがFCバルセロナの選手として、公式戦100試合に出場した場合、(リバプールへ)2000万ユーロ(約25億円)を追加で支払う」と報じている。

 コウチーニョがすべての試合に出続けた場合、2月中にはこの条約を満たす見込みとなっており、そうなれば財政難が伝えられるバルサは、さらなる出費を強いられることになる。1月の移籍市場でコウチーニョを売却し、資金を獲得したいバルサだが、さらなる出費を抑えるためにも、ブラジル代表MFの放出を目指すかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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