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ドルトムント監督が「勝利に値しない試合」と苦言 EL優勝候補筆頭も4強進出に暗雲
クロップ監督率いるリバプールとの準々決勝第1戦は、本拠地で1-1ドロー
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督が7日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝リバプールとの第1戦を1-1のドローで終えた後、「勝利に値しない」と本拠地で苦しんだチームに苦言を呈している。英国営放送「BBC」が報じている。
7年間に渡ってチームを率い、昨季終了後にドルトムントを離れたユルゲン・クロップ監督は、リバプールを率いる敵将としてジグナル・イドゥナ・パルクに初の凱旋を果たした。欧州メディアから「クロップ・ダービー」「エル・クロピコ」とも報じられた大一番は、全世界からの注目を集めていた。
「準々決勝にもなれば、勝利に値しない試合というものもある。それがこの試合だった。リバプールは予想通りの試合だった。だが、我々はもっといいプレーを見せられると思っていた。もっと自由なパス交換や、いいリズムを予想していた」
トゥヘル監督は試合後、チームに苦言を呈した。序盤はドルトムントが押し込む展開となったが、前半38分に失点を許す。MFジェームズ・ミルナーが頭でフリックしたボールを、裏に抜け出したFWディボック・オリギがキープし右足を一閃。ゴール左に流し込み先制点を奪った。ドルトムントは圧倒的に優位との下馬評を手にしていたが、アウェーゴールを奪われてしまった。
後半開始早々、CKから主将のDFマッツ・フンメルスがヘディングで決めて同点に追いつくが、試合はこのまま1-1のドローで終了。リバプールに貴重なアウェーゴールを奪われたドルトムントは、1週間後の敵地決戦に向けて不利な状況となった。
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