「イ・ガンイン4位、久保が3位?」 海外メディアの“欧州を征服したアジア人選手TOP11”に韓国反応
韓国メディアは久保とイ・ガンインの比較において今季の現状も加味するべきと主張
日本代表MF久保建英は今季、期限付きしたビジャレアルで厳しいポジション争いを強いられている。英メディア「90min」フランス語版は、現役アジア人選手を対象に「ヨーロッパを征服したトップ11」を独自選出。久保が3位に入ったランキングに韓国メディアが言及している。
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「過去20年間、アジアサッカー連盟諸国は欧州を惹きつける若い才能を輩出してきた。素晴らしいキャリアを築く居場所をヨーロッパで見つけられた選手もいる。これがヨーロッパを征服したアジア人選手トップ11だ」
このように銘打たれた企画では、MF中島翔哉(ポルト/10位)、DF冨安健洋(ボローニャ/9位)ら日本代表戦士が半数を超える6人選出。なかでも最高位となったのが、3位の久保だ。
記事では、「間違いなく、彼の世代で最も期待される日本人選手。久保はテクニックと並外れたビジョンで知られている。久保は大きな期待に応えるために、ベンチスタートに留まらず、経験を積むためにフルシーズン働かなければならない」と寸評を付けている。
韓国人選手では、FWファン・ヒチャン(RBライプツィヒ)が6位、MFイ・ガンイン(バレンシア)が4位、FWソン・フンミンが1位(トッテナム)となったが、韓国のサッカー専門サイト「インターフットボール」は「イ・ガンインが4位で、久保が3位? 理解不能」との見出しで、久保とイ・ガンインの同世代レフティーを比較している。
「イ・ガンインが久保建英よりも低い評価を受けた。昨季の活躍だけを見れば、久保が上回るのは当然だ。イ・ガンインはバレンシアで苦しみ、久保はマジョルカでリーグ戦35試合4得点4アシストの結果を残した。しかし、今季は完全に評価がひっくり返っている。イ・ガンインは限られた出場機会のなかでも、自分の役割をこなしている。バレンシアはイ・ガンインが先発で出場しなかった試合では勝利がないほどだ。それに比べて久保は、ポジション争いで劣勢を強いられ、プレー時間も計291分と短く、リーグ戦ではゴールもない」
現地時間19日のリーガ・エスパニョーラ第14節オサスナ戦(3-1)では、今季リーグ戦で初めて出番なしに終わった久保。この苦境を抜け出すべく、ウナイ・エメリ監督にアピールできるだろうか。
「90min」フランス語版が選出した「ヨーロッパを支配したアジア人選手トップ11」は以下のとおり。
11位 サマン・ゴドス(イラン代表MF/ブレントフォード)
10位 中島翔哉(日本代表MF/ポルト)
9位 冨安健洋(日本代表DF/ボローニャ)
8位 長友佑都(日本代表DF/マルセイユ)
7位 酒井宏樹(日本代表DF/マルセイユ)
6位 ファン・ヒチャン(韓国代表FW/RBライプツィヒ)
5位 南野拓実(日本代表FW/リバプール)
4位 イ・ガンイン(韓国代表MF/バレンシア)
3位 久保建英(日本代表MF/ビジャレアル)
2位 サルダル・アズムン(イラン代表FW/ゼニト)
1位 ソン・フンミン(韓国代表FW/トッテナム)
(FOOTBALL ZONE編集部)