イニエスタは「世界で唯一の選手」 Jクラブのスペイン人監督が語る、日本で名手を見られる意義

ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
ヴィッセル神戸MFアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】

J3今治のスペイン人監督リュイス氏、イニエスタからボールを奪うのは「難しい」

 元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、2018年4月にカンテラ(下部組織)時代から22年間を過ごしたバルセロナを退団し、ヴィッセル神戸に電撃加入した。世界で話題を呼んだJリーグ行きから3シーズン目、36歳となった今季も卓越したテクニックを披露してきた。先日カタールで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合で負傷し、全治4カ月と診断されたものの、来季も世界トップクラスのプレーを日本で見られる――。改めてその凄みを、同じスペイン人で今季からJ3のFC今治で指揮を執るリュイス・プラナグマ・ラモス監督に訊いた。

 バルセロナ出身で、1999年に10代で指導者キャリアをスタートさせたリュイス監督。エスパニョールのアカデミー(U-9~U-18)、ビジャレアルのCチーム・Bチームなどを経て、グラナダBチームを率いていた2016-17シーズンには、トップチームの暫定監督として“ラ・リーガデビュー”も果たしている。

 スペインのみならず、世界を代表するゲームメーカーのイニエスタがプレーしているのは、日本サッカーにとっても大きな意味のあることだと同胞のリュイス監督は話す。

「イニエスタ選手はスペインの歴史上、最も優れたプレーヤーの1人です。彼をJリーグで見られるというのは、日本の方にとって幸運なことだと思います。神戸の試合を観ても、素晴らしいプレーを見せてくれています」

 サッカー指導者の目から見た、イニエスタのプレーにおける“特別”な部分とは――。

「イニエスタ選手はテクニックと言われるなかでも、特に両足を使って、ほかの選手ができないようなフェイントで相手をかわすプレーは素晴らしいです。実際のスピードはそこまでないかもしれませんが、頭の中では速いんです(笑)。彼からボールを奪う方法? それはすごく難しいです(笑)。なぜなら特別な選手ですから」

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