「悪ガキのように…」 ユベントスFWディバラ、敵将“嘲笑”の瞬間に海外注目「馬鹿にしていた」
3-0快勝のバルセロナ戦で、敵将クーマンに“野次”を飛ばすシーンが話題に
イタリア王者ユベントスは現地時間8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第6節バルセロナ戦で3-0の勝利を収めた。敵地での完勝となったなか、ユベントスのベンチメンバーがバルセロナのロナルド・クーマン監督を“嘲笑”する様子が話題となっている。
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両チームともグループステージ突破を決めて迎えた第6節での対戦は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの対決という面でも注目された。
そのなかで試合は前半13分、ユベントスがロナウドのPKで先制。さらに7分後の同20分にアメリカ代表MFウェストン・マッケニーが決めて2点差とすると、後半7分にはロナウドが再びPKを決めて突き放した。バルセロナは早めの交代策で対抗しようとしたものの、最後まで差は縮まらず、ユベントスが3-0の完勝を収めている。
この結果、ユベントスは逆転でのグループステージ首位通過が決定。ここまで全勝だったバルセロナは、グループステージ突破こそ果たしたものの、土壇場で2位に転落することとなった。バルセロナのクーマン監督にとって非常に厳しい結果となったが、そこに“追い打ち”をかけるような出来事が試合中にはあったようだ。
後半7分、ユベントスに2本目のPKが与えられたプレーで、バルセロナのフランス代表DFクレマン・ラングレに2枚目のイエローカードが出るかどうか、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がチェック。英メディア「GIVE ME SPORT」によると、この際にラングレの退場を要求する“野次”がユベントスのベンチから飛ばされていたという。
その中心にいたのが、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ。同メディアは「ディバラは悪ガキのように振る舞い、クーマンはまるで苛立つ教師のようだった。生徒たちは公に彼を馬鹿にしていた」と表現しており、実際の映像を見るとディバラは首に手を当てて解任危機を揶揄し、嘲笑するような仕草も見せていた。
イタリアメディア「フットボール・イタリア」によると、クーマン監督はユベントスのベンチに向かって振り返り、「黙れ」と叫んでいたという。予想外の大差となった一戦は、思わぬ禍根を残すことにもなったようだ。