ユベントス、バルサ戦の“勝因”をピルロ監督が明かす 勝負を分けた攻防「戦術的に素晴らしいゲーム」
ユベントスは敵地でバルサに完勝! 中盤で「数的有利を作りたかった」
イタリア王者ユベントスのアンドレア・ピルロ監督は、現地時間8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節、バルセロナ戦に3-0の完勝を飾ると、中盤での数的優位が勝因になったと振り返った。
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ユベントスは前半にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの突破からPKを得て、自ら決めて先制。さらに、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーのゴールでリードを広げた。後半にも相手のハンドで再び得たPKをロナウドが決めた。
試合後にピルロ監督は中継を担当した衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに「中盤で彼らの2人に対して3人で数的優位を作りたかった。彼らが私たちの中盤に対してスペースを見つけづらくなるのは予想していた」と、3人のセンターハーフを配置した意図を語り、それが戦術的に優位に立つ理由になったと話した。
その上でピルロ監督は「戦術的に素晴らしいゲームだったけれども、それだけではない。全員のことを気遣っているけれども、ロナウドは長年のライバルであるメッシとの対戦だった。試合が多く回復は簡単ではないが、モチベーションの部分は助けになった」と、精神的な作用についても言及した。
この勝利で、ホームで0-2と敗れた直接対決の成績を逆転し、勝ち点15で並んだもののユベントスが首位通過。今後の決勝トーナメント1回戦における組み合わせを考慮しても、価値ある快勝になった。
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