南野拓実、リバプールでの苦しい立場に地元紙言及 「オリギほどドラスティックではないが…」
スタメン起用が予想される9日のCLミッティラン戦でアピールなるか
リバプールの日本代表MF南野拓実は今季、なかなか結果を出せずに苦しい時期を過ごしている。厳しい声も聞かれるなか、英地元紙は「これ以上の時間を無駄にしたくないだろう」と現状についてレポートしている
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
南野は11月28日のプレミアリーグ第10節ブライトン戦で、今季初の先発フル出場。4-3-3のインサイドハーフとして出番を得たが、インパクトを残すことはできず、チームも1-1で引き分けた。12月1日のCLグループステージ第5節アヤックス戦(1-0)、6日のプレミアリーグ第11節ウォルバーハンプトン戦(4-0)ではベンチ入りしたものの、出場機会を与えられないまま試合を終えている。
新加入のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが得点を量産して前線のレギュラー争いに食い込む一方、所属2年目を迎えた南野はバックアッパーの域から抜け出せていない。
英地元紙「リバプール・エコー」は、来年1月の移籍市場オープンが日々迫ってきていることを受け、「選手の将来についての憶測が飛び交う時期だ」として、ベルギー代表FWディボック・オリギと南野にフォーカスしている。
「ディボック・オリギはリバプールでフラストレーションの溜まる2020年を過ごしてきた。(12月9日のUEFAチャンピオンズリーグ)ミッティラン戦はオリギが過密日程で役立つと証明し、レッズが彼を放出してはいけない理由をアピールする最後のチャンスになる可能性がある。タクミ・ミナミノの状況はそこまでドラスティックではないが、アンフィールドでインパクトを残すためにこれ以上の時間を無駄にしたくはないだろう。ミナミノはアンフィールドに来て1年になるが、まだ本格的に活躍していない。今シーズンは明るいスタートを切ったあと、特に苦しんでいる」
オリギほど状況は深刻ではないとされつつも、南野もチャンスは保証されていないと言及。スタメン起用が予想される9日のCLグループステージ第6節ミッティラン戦が、一つの鍵になると見立てている。
南野は限られた出番のなかで、ユルゲン・クロップ監督にアピールできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)