レアル、久保建英のレンタル料は半額のみ!? 専門メディアが再び途中解除の可能性指摘
エメリ監督の下で思うように出場機会を得られず、来年1月に新天地探索の可能性も…
日本代表MF久保建英はスペイン挑戦2年目の今季、保有権を持つレアル・マドリードから、1年間の期限付き移籍でビジャレアルに加入した。UEFAヨーロッパリーグ(EL)序盤戦で結果を残すも思うように出場時間が伸びず、一部メディアではレンタルの途中解除も報じられている。仮にそうなった場合、レアルは当初の半分となる125万ユーロ(約1億5500万円)しか手にできないという。レアル専門メディア「Defensa Central」が報じている。
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昨季マジョルカに“武者修行”に出た久保は、リーグ戦35試合4得点4アシストを記録。確かな活躍を見せ、スペイン2年目は昨季リーガ5位の強豪ビジャレアルへレンタルとなった。
リーグ序盤戦はベンチスタートが続くも、UEFAヨーロッパリーグ(EL)初戦の活躍をきっかけに、同大会では4試合(先発4試合)1得点3アシストをマーク。出番が増えるかと思われたが、ウナイ・エメリ監督は21日に行われたリーガ第10節レアル戦(1-1)を含めてリーガでは3試合連続で途中出場させる形となっている。
「Defensa Central」は、「もし来年1月にクボのビジャレアルへのレンタル移籍を破棄した場合、マドリードは125万ユーロ(約1億5500万円)しか得られないかもしれない」と見出しを打ち、レポートしている。
「タケフサ・クボはマジョルカでやったように新たなレンタル移籍で成功を収める準備をし、地震のようにビジャレアルへたどり着いた。ファンはやって来たばかりのその偉大な補強に期待を高めたが、ウナイ・エメリの存在がそのミッションを困難にした。日本人選手は重要なシーズンでそのポテンシャルを披露し、ピッチでのパフォーマンスを成長させる大きなチャンスを得られていない。マーケットで最高の選手の1人になるため学ぶことを必要としている。
選手は評価されていると感じられず、チーム・サブマリンで快適にもやっていない。監督からほとんど出場時間を与えられず、最高のパフォーマンスを披露する時間がない。この不快な状況は選手のみならず、レアル・マドリードも同じで、別のクラブでレンタルによりプレーするという意向もあるとされる。アジアの宝石はエメリ監督の指揮下から離れようとしている」