ミラン10番チャルハノールにユーベ行きの可能性浮上 PSGを含めた3クラブの玉突き移籍か

ミランMFハカン・チャルハノール【写真:Getty Images】
ミランMFハカン・チャルハノール【写真:Getty Images】

ミランMFチャルハノール、ユベントスMFラムジーに玉突き移籍の可能性が浮上

 セリエAで首位を走る名門ACミランには、「10番」のトルコ代表MFハカン・チャルハノールの契約延長問題が浮上している。冬の移籍市場で王者ユベントスを交えた玉突き移籍が発生する可能性を、イタリア紙「トゥット・スポルト」が報じている。

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 チャルハノールは2017年夏にブンデスリーガ最強のセットプレーキッカーという評判も引っ提げてレバークーゼンからやってきて「10番」をつけた。しかし、評判ほどの活躍はできないまま月日が流れた。そうしたなかで、今年1月に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがやってきて、ステファノ・ピオリ監督の指揮下でようやく本領を発揮し始めた。

 首位と好調のミランにあってチャルハノールはイブラヒモビッチと並ぶ攻撃の中心だが、今季限りで切れる契約に対して契約延長は合意していない。これまでのイタリアメディアでの報道では250万ユーロ(約3億円)の年俸を、600万ユーロ(約7億2000万円)ほどまでアップすることを望むチャルハノール側との交渉が難航しているとされてきた。

 一方で、ユベントスも攻撃的なMFであるウェールズ代表MFアーロン・ラムジーを、今冬の移籍市場で放出する可能性が高まっているという。その対象はフランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)になることが濃厚だが、ミランとの契約問題次第でチャルハノールをユベントスが獲得する可能性が浮上しているという。

 結果的に、ミランからユベントス、PSGという流れでの玉突き移籍でトップ下の2人が動く可能性があると目されている。ミランと比較すればユベントスは全体に選手年俸も高く、チャルハノールの希望が叶う可能性も高いが、優勝を争うセリエAの両クラブの間で主力の移籍が起こることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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